英語のお手本 そのままマネしたい「敬語」集 マヤ・バーダマン
とても実用的で参考になる本です。
著者ご本人が言っていますが、まさに「外資系企業入社1年目の教科書」です。
英語にはいわゆる日本語の敬語そのもにあたる単語や、尊敬語や謙譲語丁寧語といった文法体系もないため、以下の要素で丁寧さを表現するそうです。
1.クッション言葉で柔らかくする
It seems that~/ I understand that, but ~/ I am afraid that ~
2.リクエスト形式にする
Could you~?
3.つなぎ言葉で流れを作る
however / on the contrary
4.単語を格上げする
excute/inquire/distribute/consequence
5.波で変化をつける
自然な会話に必要とのこと。日本語でも同じですね。
そのほかにも、細かいことから外資の文化まで役に立つことがたくさん載っています。
9月はSepではなくて、Septが正しいとか、フォントはTimes New Romanが無難とか。
あと、メールの件名に”Urgent””Please read” ”Attention””!”を使うと迷惑メールと思われる可能性があるのだそう。
相手の注意を引きたいときは、Action Required やPlease comfirmが良いそうです。